<< 活動日誌の目次に戻る|印刷用画面 >>
(15・9・20)新川清掃、憲法9条は世界の宝
自治会の新川清掃の日
今日は自治会の新川清掃の日です。私も参加し新川に生えている雑草をとりました。コンクリートのわずかな隙間にも根を張る雑草の生命力には舌をまきます。
また、川床がコンクリートなのに砂がたまった場所に生える雑草を引き抜くと、ミミズがたくさんいて、先日の大雨にも流されず生きていたのかと、これにも驚きました。
今日は全体で130名近くの町民のみなさんが参加してくれ予定時間よりも早く終わることができました。ありがとうございました。
「憲法9条は世界の宝だ」
午後は福祉交流センターでおこなわれた、浜松・平和のつどい実行委員会主催の「憲法9条は世界の宝だ」の講演会に参加しました。
歌う弁護士の「イマジン」「戦争を知らない子供たち」の歌声や、小学生2人による詩の朗読、に続き、宝田明さんの講演がおこなわれました。
宝田明さんは出てくると「え〜、私は宝田明の父でして、本人は後から出てきます」と言いながら話し始めました。この話を本気にした人が始めはいたのではないでしょうか。後でジョークとわかりましたが、年齢も71歳と言いましたが、計算間違いで81歳でした。
1時間40分近くの講演で、満州から逃げてくる中で、小さな赤ちゃんを抱えて食べるものもなく、家族が生きていくために泣く泣くわずかばかりのジャガイモやカボチャと赤ちゃんを交換し、中国人に子どもを渡さざるをえなかった母親の話。それが中国残留孤児になったこと。その残留孤児が親を探し日本にやってきたとき、言葉を話せるようにとの言語訓練への国の支援、住宅への支援、仕事あっせんへの支援は一切なく、何て日本は冷たい国なのかと痛感したこと。
また、飼っていた犬が、臭いを頼りに6時間もかけて宝田さんたちを追いかけて満州の駅まで来て、列車の車体に前足でガリガリ引っ掻いてせがみ、列車が動き出すと線路を追いかけてきたが、どうしようもなかったことなど、戦争は本当に当たり前の生活が壊され、人生を狂わされてしまうものだと強調されていましたが、胸のしめつけられるお話でした。
最後は自らつくった戦争反対の歌を歌ってくれました。本当に心を熱くしてくれるお話に感銘を受けました。
「戦争反対」のプラカードをかざしてコール
最後にこれで終わるにはもったいないと、「戦争反対」のプラカードをかざしてコールをしました。最後に主催者を代表して塩沢忠和弁護士から「戦争法を廃棄させるたたかいを今からはじめよう」との呼びかけをおこない終了しました。
<< 活動日誌の目次に戻る|印刷用画面 >>