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今日は党静岡県委員会として中部電力浜岡原発の運転停止を求める要請を、県内19カ所の営業所・電力所に対しておこないました。浜松では中区浜松、天竜、浜北、細江、新居の各営業所に対し要請をおこないました。 私は中区浜松営業所に対し要請をおこない、水野誠二浜松営業所総務グループスタッフ副長が対応しました。 私は「東日本大震災で福島原発の原発震災の教訓から、東海大地震の震源域の真上にある浜岡原発は止めるべきとの議論はないのか?」と聞くと、「これまでの本社の説明では大丈夫だと聞いている。要請についてはしっかりと伝えます」「連休明けなので、共産党以外から運転停止などの声はまだ聞いていない」などと答えました。
要請文は以下の通り東日本大震災での福島第一原発の事故をうけ、菅首相が東海地震の想定震源域の真上に建つ浜岡原発の運転停止を要請したことは、当然の措置であり、多くの国民、県民はこの要請を歓迎しています。 もともと技術的に未完成で、地震や津波で外部電源などが断たれ、冷却機能を失えばコントロールが効かなくなる原発の震災被害の危険性は、今回の事故で浮き彫りになりました。浜岡原発の近くには東海道新幹線や東名高速道路など、日本列島の東西を結ぶ大動脈が通り、いったん事故を起こせば広範囲に大きな被害を及ぼすことは必至です。 現在中電が計画している防潮堤などができても、予想される地震や津波の被害を完全に防げる保証はありません。運転を停止しても完全に危険がなくならないことも、停止中だった福島原発の4号機などの例で明らかです。原発震災の被害を防ぐには、震源域の真ん中に立地するという世界にも異常な浜岡原発を存続させていいのかという、根本問題の解決を不可避にしています。 少なくとも今回の菅首相の要請に対し、ただちに浜岡原発の運転を停止するよう強く要請いたします。
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