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今朝は尖閣諸島問題での全県いっせい駅頭宣伝をおこないました。途中、私のそばにずっと立っている年配の男性がいたので、「何か相談ごとですか?」と伺うと、「いや、尖閣諸島の問題を話すと言うから、どういう話をするのか聞きたくなった」と言って聞いてくれました。 @尖閣諸島はだれも持ち主のいない島であったが、1884年に古賀辰二郎が尖閣諸島の探検をし、翌年、カツオ節とあほう鳥の羽毛の生産のために尖閣諸島を貸与させてもらいたいと政府に要請したこと。政府も沖縄県を通じ10年間調査し、1895年1月14日の閣議決定で尖閣諸島は日本の領土であることを確認していること。A国際法のルールでは誰も持ち主のいない島や土地は、その島や土地を領有したいという国がその権限を取得するというルールがあること。それ以来75年間どの国からも意義の申し立てはなかったこと。中国政府が領土だと主張し始めたのは1970年代に入ってからであること。その間にも、1919年には中国の福建省の漁民31名が遭難し、魚釣島に避難した31名を住民が救助し、全員を中国に送還し、中国政府から感謝状が届けられ、その中には尖閣諸島が日本の領土であることがはっきり書かれていること。また、日清戦争の混乱に乗じて日本が奪ったものとの中国の主張は、日清戦争の講和条約(下関条約)の中でも尖閣諸島は中国の領土だという主張はいっさいおこなわれていないことから道理がないこと。B歴代の政府は、肝心要のこうした歴史的経過や国際法のルールに照らし、尖閣諸島が日本の固有の領土だという正面からの交渉をおこなってこなかったこと。C中国政府に対し、事態の緊張を高めない冷静な言動と対応を求めていることを手短に話しました。3分ほどの話でしたが、その男性は「良くわかりました」と言ってくれました。 今朝はそうした訴えを遠巻きに聞いていて、ビラを受け取りに行く人が何人もいて、用意したビラ200枚は全部配布しきりました。
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