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今朝は浜松城公園前交番北交差点での早朝宣伝をおこないました。だんだん反応も出始めています。今朝は写真を誰に撮ってもらおうかと考えていたら、横断歩道を渡ってきた犬を連れた男性にお願いしました。すると「あなたは私の家に伊藤さんといっしょに来た。伊藤さんは元気か?」と聞いてきました。「はい、元気でやっていますよ」と言うと、「私は○○病院の院長だ。ちょっと忙しいけどまあ、いいや」と言って写真を撮ってくださいました。まさか、私が訪ねた病院の院長さんとは思いもせず、ぶしつけなお願いをしたものです。身の縮む思いでした。
午後からは渡辺浩美県書記長、島津幸弘県国会議員団事務所長、北島定浜松市議団長と私の4名が浜松医大の中村達学長、高橋清夫副学長・事務局長と大学の危機打開について懇談しました。 私は全国の国立大学で法人化がすすみ、基盤的経費が削られ基礎的研究ができなくなっていること。目先の利益ばかり追求することをしていると長期的な大きな研究はできなくなることなどを話し、世界の国々は、学費は幼稚園から大学まで無料が当たり前になっていること。日本がいかに異常な状況になっているのかを話しながら、浜松医大の率直な現状を伺いました。 浜松医大は運営交付金が6年間で2・4億円削られたこと。来年度から8%削減がおこなわれると、年間約4億円の削減が予想されること。 中村学長は浜松医大の授業料が年間53万円で教育にかかる年間経費は1人400万円だと指摘し、「金も減らされ人も減らされ、どうやって教育すればいいのか」と語りました。 また、ノーベル賞受賞にも話がおよび「この受賞は30年前の研究の成果であること。当時は文教予算も多かった。教育・研究を支える基盤的経費が減らされるとどうなるか、もっと将来のことを考えて政治をやってもらいたい」と述べました。さらに「事業仕分けで『なぜスーパーコンピューターが2番じゃいけないのか』と聞いた大臣がいたが、2番じゃものは売れない。まったく現場を知らない人の発言だ」と政府の事業仕分けについても率直な意見が出されました。高橋副学長からは「『法人化前の公費投入額を十分確保する』とした国立大学を法人化する際に国会が採択した付帯決議の約束はどうなったのか。共産党にはもっと頑張ってほしい」と要請を受けました。 本当に国の支え手を育てる教育は、このままいったらとんでもないことになると実感しました。
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