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(10・1・13〜16)日本共産党第25回党大会
今日から日本共産党第25回党大会
今日から日本共産党第25回党大会に代議員として出席します。会場は静岡県熱海市の伊豆学習会館で、日程は4日間の予定です。今回、4年ぶりの大会になりましたが、大会は規約によれば2年または3年間に1回開催されます。麻生内閣が総選挙をやるといって1年近くも伸ばし続けたことにより延期を余儀なくされたためです。
JR伊豆多賀駅に降り立つと
JR伊豆多賀駅に降り立つと、海が目の前に開け、大会準備の要員のみなさんがもう案内を始めていました。私はさっそく山道を登り始め、約30分ほどで会場の伊豆学習会館に着きました。 会場入り口では、お茶やコーヒーの接待や書籍(党幹部のサイン入り)、牛乳、トマト、キュウリ、蒸かしさつま芋などの販売もおこなわれていました。これらの食品販売は代議員の健康管理の上からも配慮され販売されているものです。
全国農業協同組合中央会の代表があいさつ
大会報告では、2つの異常のところでアメリカいいなりの部分で、沖縄の少女暴行事件、夜間の離発着訓練、米軍駐留経費負担の問題でもとても対等なパートナーとは言い難いと、沖縄県民の声を代表した気迫に満ちた報告をおこなっていました。 また、この大会には全中(全国農業協同組合中央会)の富士重夫副代表が会長のメッセージを携えて来賓挨拶をおこないました。 富士重夫氏は先の全中大会での志位委員長の来賓挨拶にお礼を述べながら、価格保証・所得補償を組み合わせ、農家の営農が成り立つように全面的な支援をおこなうことや、日米FTA,日豪EPAに反対し食糧主権を主張することなど、全中の方向とぴったり一致していることを強調されていました。これまで自民党の支持母体の役割を果たしてきたような農協でも、ここまで協力・共同は進んでいるのだと感動しました。
バナナのたたき売りの口上を言いながら
代議員の発言では、参議院大阪選挙区候補の清水ただしさんの発言は、元プロの落語家でとうとうとバナナのたたき売りの口上を言いながら、日本共産党の訴えをしました。わずか8分の短時間で、自己紹介に2分、最後の1分はまとめ、残りの5分弱で活動内容を話しましたが、一言のよどみもなくいたるところで笑いを散りばめ、扇子をもって身振り手振りで訴え、圧巻でした。
集団指導を大事にして
わが静岡県の山村糸子県委員長も発言しました。 昨年松下功県委員長が入院し、その後亡くなられ、県書記長も事情があって任務を離れ、残った私が県委員長代理を引受け、総選挙を前後し、県知事選挙では急きょ選対部長を知事候補にし、参院補選と3つの大きな選挙を連続してたたかってきたこと。負ける選挙になぜ出るのか、見送るべきとの要求が受け入れられないと、党内民主主義が欠けているという声も出る中、中央方針を正面からゆがめず、正確に徹底することを心がけ、集団指導を大事にして頑張ってきたことなどを報告しました。 そうした確信を7月の参院選挙でも大いに生かし、大会決定を力にし、参議院選挙では必ず勝利できるように奮闘する決意を述べました。この発言には、私も思わず涙がでました。
大会会場入り口で
大会期間中に会場入り口で渡辺浩美参院静岡選挙区候補と一緒に写真を撮りました。
学習会館へ登る坂道はこんなところ
また、毎日登り下りする学習会館の道の勾配はけっこう急です。3日目は討論を通じての大会議決議案の修正のために少し早めに終わったので帰りの坂で写真を撮りました。ちょうど船が湾の中に入ってきて、白い船体がキラキラと太陽に反射して大変きれいでした。
まさに驚異だ!
4日間の大会で62人が発言し、19の国の在日大使館から外交官が参加し報告を熱心に聞き入りました。ある外国代表は「われわれの国や外国の党の大会では、ビールを飲みながら、おしゃべりをしていたり、新聞を読んでいたりする代議員もいる。しかし、日本共産党の大会ではそんなことは一切なく、あの狭い椅子にぎっしり約1000人もの代議員が集中して大会に参加していることは、まさに驚異だ!」との感想も出されたそうです。
198人の新中央委員を選出
大会の最終日には今後の党活動を先頭に立ってすすめる198人の新中央委員を選出し、4日間の幕を閉じました。
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