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今日は川根本町町会議員選挙の出陣式に参加しあいさつしました。朝、7時前のバスに乗り、新幹線の掛川駅からは平野県選対部長の車で1時間くらいかかります。途中は山のくねった道を走りながら、ガスで曇った山間の町が見えてきます。大変きれいな山でしたので、シャッターポイントで撮りました。
出陣式では、総選挙で鳩山内閣が誕生し私たち日本共産党は、日本の政治に対しても1歩前進であること。そして、良いことには積極的に賛成し、悪いことにはキッパリ反対し防波堤の役割を果たし、問題点は正すこと。こうした、建設的野党の立場は、川根本町でも発揮していること。官行造林(大正時代からの契約で、町の山に国が植林し、伐採時期が来たら入札で伐採し、収益は町と国が折半する)の問題で、1963年から伐採が始まり、当初は収益がありましたが、20年ほど前から赤字になるため伐採ができず、伐採したら契約はそれで終わるため、その後は町の責任で植林していかなければなりません。 ところが、国は伐採していなくても国の持分はあるはずだから、グラーゼル式と市場逆算方式という木材の値段が高いほうのやり方で、国の持分を買い取りなさいと、毎年、200万円から300万円で買い取らせてきました。 2006年には83年間の契約が切れましたが、国はまだ200ヘクタール残っているとして、20年間の契約延長をおこなわせました。 鈴木多津江町議と私は、今年の1月と5月29日の2回にわたり林野庁のレクチャーを受け、交渉をしました。そもそも、国は木材を切り出して赤字になることは想定していなかったこと。契約の前提条件がまったく変わってしまっているにもかかわらず、一方的に町に負担を押し付けるのは誤りであること。契約自体を見直すことなどを求めました。 林野庁は@契約は双方の納得がなければ結べないこと。A「国の持分を買い取らなくても5年間様子を見ましょう」ということは、契約違反でも法律違反でもないこと。B木材の伐採は町とよく相談することなどを回答しました。6月15日に鈴木たつえ候補と私が杉山町長に報告すると「池に石を投げ入れていただいて、その波紋を契機に営林署にも話していきたい」とのやり取りがありました。 なぜ、こんな理不尽なことがおこるのかと言えば、「国にたて突くと、補助金などを受けられなくなる」と思わせるような国の対応があるからです。どんな問題でも建設的な立場で、1歩でも2歩でも現実政治を前にすすめるために奮闘する、日本共産党の鈴木多津江候補を押上げていただきたいことを訴えました。
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