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今日の午前中は県農協中央会との懇談をしました。懇談には杉山克明専務理事、福井康博農政営農部長と、党からは私と山本清美農漁民部長、吉川利明同副部長が参加しました。 懇談では、新しい鳩山内閣が発足することになり、日本共産党は建設的野党としての役割を果たし、FTA(日米貿易自由化協定)問題では反対の立場で頑張り、1歩でも2歩でも現実政治を動かすために頑張ることを表明し、率直な意見交換をしました。 農協側は、・「1兆円の所得保証は民主党のマニュフェストでは中身がまだわからない」・「静岡県は70%が中山間地でお茶が大変であること。やはり、経営が成り立つよう に経営対策をしっかりやってもらいたい」・「入ってくる外国農産物から農業を守るためには関税しかない。それをゼロにすれば 入ってくるのは当たり前であり、これでは農業を守ることはできない」・「ヨーロッパと日本との違いは、国民の考え方が、農業は守るということを良く理解 していることだ。日本でそれを言うと『なぜ農業だけ』とすぐ言い出すが、マスコ ミなどもよく農業の大切さを報道するべきだ」・「農業への企業参入についていえば、結局、企業は美味しいところだけとっていき、 大変なところを農家に押しつけるだろう。これでは小作農と同じようなものだ。農 業の基本は家族主義だ。組合員農家を育てるために頑張りたい」・「日本の関税が高いというが、コメは高いが12%の関税は本当に低い。1332品 目ある中で300品目は関税ゼロだ。コメはペットボトルの水より安い。1800 円もあれば1人1ヵ月は食べられる。炎天下でそうした安いコメを作っている農家 のことを考えてもらいたい」・「農家が燃油高騰のために設置したヒートポンプの電気料金が、各電力会社で違うの で、もっと安くしてもらいたい」・「農業は超党派で頑張ってもらいたい」など切実な要望がたくさん出されました。 別れ際に日本共産党について聞くと、「『しんぶん赤旗』の1面にイチローの記事が出るなんて、共産党も変わったね」「日本共産党は住専問題の時に一番銀行責任のことを主張し、正しいことを言っていた。そのとき以来我々は日本共産党に注目している」との返事が返ってきました。大変気持ちの良い懇談でした。 午後からは静岡県老人クラブ連合会と静岡県知的障害者福祉協会の事務局長さんと懇談しました。この懇談には浅賀道夫県常任委員が同行しました。
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