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今日の午前中は、第64回の国労静岡地本定期大会であいさつをしました。 はじめに総選挙結果について話したあと、福知山線事故から4年3ヵ月の7月8日、神戸地検は業務上過失致死傷罪で、JR西日本の当時の鉄道本部長だった山崎社長を在宅起訴したこと。国鉄民営化後、最悪の参事は、経営トップが刑事責任を追及される事態に発展したこと。 この事故の背景には国鉄分割民営化に源流をもつ利益優先・安全軽視のJR西日本の経営体質や日勤教育に見られる労務管理のあり方があり、また、鉄道事業者まかせの規制緩和を推し進めてきた運輸行政の構造的な問題があったこと。昨年10月1日に、国民の安全・安心を確保する立場から運輸安全委員会が発足し、事故原因究明、原因者への直接勧告など、権限と事故防止への機能・役割が強化されたことは、国民世論とともに国労の運動の反映であること。 JR不採用問題の早期全面解決をめざす課題は、まだ実現されていませんが、国労のみなさんの努力が困難な局面を切り開いてきていること。総団結の証である「4者・4団体」の枠組みを大切に運動を続け、「人道的立場からも早期解決を」の1点で、野党はもとより与党へも理解と合意を広げ、9度にわたるILO「勧告」、のべ795自治体1181本の「早期解決を求める意見書」の採択、裁判でも前進を切り開いてきたこと。 1047名のうち他界された方が53名、病床に伏す方も後を絶たずの状況からしても、「待ったなし、早急に解決を」と迫っていくことが求められていること。「たたかってこそ生活と権利が守られる」ことは、国労をはじめ労働運動の原点であることなどを訴えました。 夜は、総選挙をともにたたかった、県政党カーと比例カーのアナウンサーと運転手のまとめの会をおこないました。
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