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(09・6・5)南伊豆町長・議長との懇談、南伊豆直売所理事長との懇談
「湯の花」は希望の星
今日の午前中は、南伊豆町の農家のみなさんが要求し、町が補助した農林水産物直売所「湯の花」の視察をおこないました。各農家が自慢の野菜や果物を売りに出しています。中には「ババコウ」という南国の果物も売られています。このババコウは理事長の吉田さんしか生産していません。
新鮮さが自慢
写真のご主人はキュウリの生産農家の方です。「俺は新鮮なものしか出さない。余っているようだと、どんどん引き上げちゃう」と新鮮さを自慢されていました。 この直売所は、毎年売り上げを伸ばし、今や町の希望の星となっています。
共産党の市田書記局長に似てる?
その後は、南伊豆町の鈴木史鶴哉町長との懇談です。鈴木町長は「国保に退職者が入ってきて、3千5百万円一般会計からの繰り入れをした。今のような町づくりで何年もつのか、どんな小さな町でも国土を守っている」「国へは国保と交付税の支援を」と語りました。
また、渡辺嘉郎議長との懇談では、議長は「今の政治は私利私欲のためにやっているとしか思えない」「景気が悪くなって21年間。景気1つ良くできない」「弱い者を強い者が助けるのは自然の原理。いま、優しい政治こそ必要」と述べました。名刺の裏には自民党南伊豆町支部幹事長と肩書きがあり、こちらがビックリです。
先日も、県内の町議会議長会で川根本町の議長と、「県内で14の町が残った。『大いに交流し頑張ろう』となり、今度は産業祭りをやろうということで、川根本町は山の幸を、私たちは海の幸を持ち寄ろう」となっていることなどが話されました。
渡辺議長は「私は『共産党の市田書記局長に似てる』と言われている」と語り、一同爆笑でした。
「湯の花」買い物客が9万人を超す
さらに、南伊豆町農水産物直売所「湯の花」の、吉田謹治理事長との懇談では、「イギリスでは一反当たり30万円分の収入があるとすると、それと同額の支援が国からあると聞いている」「何年か前までは農業を辞める人がいても、補充する人がいたが、今ではそれもできなくなった」「内部留保が積み増しされていることは信じられない。そんなことにイライラしていると本業がお留守になってはいけない」「若い人が30年前の1/10しか残らない。この先どうなるのか」など、色々な話が飛び交いました。直売所も07年には74000人がレジを通過したが、08年は90000人を超えたことが話されました。
国に対する要望では、農業基盤づくりを強めることを要望していること。日本共産党に対しては、「地方の意見を吸い上げ、国政に反映し地方を良くしてほしい」と期待を表明しました。
今日の懇談は日本共産党の横嶋隆二町議がセッティングをし、同行してくれました。
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