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(08・9・27)磐田市豊田町での拡大、「後期高齢者医療制度」シンポジウム、浜松市北区演説会
4人の方が読者に
今日の午前中は、磐田市豊田町で「しんぶん赤旗」の拡大を支部長と2人でおこないました。麻生内閣がこの間の貧困と格差を極限にまで広げ、弱肉強食の社会をつくったこと。アメリカの言いなりに戦争への支援をつづけ、掛川市の伊藤和也さんが亡くなられたことなどを話し、この2つの政治悪をなくしてこそ日本の政治がまともになることなどを訴え、4人の方が読者になってくれました。
頑として精密検査を拒否
午後は、磐田市のワークピアで「後期高齢者医療制度」のシンポジウムがおこなわれ、パネリストとして参加しました。
斉藤友治(医師)さんは、命に関わるものは、儲けに関わってはいけないと思うこと。病院では病気の相談より制度の相談のほうが多いこと。健康診断で便潜血の患者に精密検査を勧めると頑として拒否するお年寄りがいたので、よくよく話を伺うと、「年金が少なく自由に使えるお金は月2万円しかなく、『よそのお年よりは家に少しでも入れてくれるのに、うちの年寄りは入れてくれない』と言われている」ことなど、患者の実態を報告してくれました。
安心できる社会保障制度はできる
浅井次郎(いわた住みよい高齢社会をつくる会前会長)さんは、昨年磐田市議会に「後期高齢者医療制度」の廃止を求める請願を提出し、3人の共産党議員以外の31人の反対により否決されたことなどを話されました。
私は、「後期高齢者医療制度」の健康診断の義務規定空からも外され、外来を受診しても、必要な検査や治療が制限される「定額制」になったことなど、血も涙もない差別医療制度に変わったこと。財界・大企業は社会保険の保険料の負担をもっと軽くするために、自民・公明により強行されたこと。
制度を廃止しても、過去最高の利益をあげ逆に減税されている財界・大企業に儲けに応じた負担をしてもらうだけで、安心できる社会保障制度ができることなどを訴えました。
弁士の訴えに笑顔で反応
夜は、浜松市北区の細江町で演説会をおこないました。70名を超える参加者で、会場は青年からお年寄りまで弁士の訴えに笑顔で反応していました。
渡辺真弓浜松市議は、合併しても私たちの暮らしは良くなっていないこと。市の「行革審」が市民の福祉や暮らしを削っている実態を告発しました。
日本共産党が伸びてこそ政治が変わる
私は、麻生首相はどういう人物か、「日本経済は全治3年」とは言うものの、それをつくったのは自らであるにもかかわらず全く反省がないこと。「派遣労働」「後期高齢者医療制度」「汚染米」などの問題の根本には@財界奉仕Aアメリカ言いなりの2つの政治悪があること。政治を根本から変えるためには日本共産党が伸びてこそ政治が変わることを訴えました。
昨年の参院選後、自民と民主の大連立がいったん合意されましたが、それができるのは、基本政策はほとんど同じであることの何よりの証明だということも合わせて訴えました。
何とその場で日本共産党に入党
終了後は、出口で参加者のみなさんと握手しながらお礼を述べました。その参加者の中の62歳の女性が、何とその場で日本共産党に入党してくれました。そこに居合わせた多くの人達から、盛んに祝福の握手ぜめにあっていました。
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