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(08・9・6)沼津市街宣、静浦漁協組合長懇談、掛川市大東雇用促進住宅廃止問題で懇談
今の政治はなっていない
今日は、午前中は山崎勝子沼津市議と市内の3ヵ所で街頭宣伝をおこないました。スーパージャスコ前での宣伝では、通りかかった障害者の娘さんを連れたお母さんが「頑張ってください」と手を振って行くので、赤旗記者が取材すると「年金問題では保険料を払っているのに年金がもらえない。今の政治はなっていない。共産党に頑張ってもらわないと困る」と激励してくれました。
街頭宣伝の途中で山崎市議の知り合いに出会い、「しんぶん赤旗」の購読を訴え日曜版が増えました。
政府の燃油燃油対策の支援策は実態に合わず使えない
午後からは、燃油の高騰問題で渡辺教二沼津市議と静浦漁協の組合長と懇談しました。組合長は燃油の高騰でとても漁に出ても採算が合わない実態を語りました。3〜4年前までは1ℓ50円くらいの重油が、今では免税重油でも130円から131円もすること。1ℓ80円の軽油が140円もすること。
また、政府の燃油燃油対策の支援策は、@5人以上のグループをつくり、A漁獲が同じで、省エネ対策をやり10%削減したら、差額の90%を支援すると言うものです。しかし、計算が複雑で殆ど使えないとのことです。 10%の省エネ対策といいますが、具体的には@経済速度で走るA生けすを回る時にはエンジンを切って回るなどしているが、限度があること。 タチ魚を40キロ釣ったが売値で1万円にしかならない。油代が7〜8割かかっている。これでは漁に出ないほうがいいくらであること。 また、鰹節などの材料になるソーダカツオは、キロ100円の相場が5〜10円になっていること。 加工業者は汚水処理のプラントを稼動させるのが、以前は20人ほどで費用を負担していたが、廃業する火とが増え4〜5人で負担するので大変であることなど次々と深刻な実態が出されました。
さらに、狩野川と狩野川放水路の問題で、近年豪雨が多発しているが、大雨が降ると海に流木やゴミが流れ着き、そのゴミ処理を漁業者が行なっていること。県や市に要請しても、管轄が違うとか色々な理由をつけてやらないので、それらを撤去しないとスクリューを痛めたり、網を破ってしまうことになるので漁業者がゴミを集めていること。ゴミを収集すると市は袋に入れて出せと言うことなど、もっと行政責任を明確にしてもらいたいことなどがだされ、対県・対市交渉などで取り上げることになりました。
川口三男前沼津市議らと街頭宣伝
懇談が終了後はJR原駅にもどり、川口三男前沼津市議、山崎勝子沼津市議と街頭からの訴えを夕方までおこないました。
「追い出しは絶対許されない」という声をもっと大きく
その後、夜は鷲山掛川市議、柴田正美前大東町議といっしょに、掛川市大東の雇用促進住宅の廃止問題で住民のみなさんと懇談をおこないました。 この住宅はすでに廃止決定がおこなわれ、来年の1、2月月までの契約期間の人達がすでに3人退去していました。
私は8月26日に党国会議員団がおこなった厚労省交渉の結果が載った、東海ブロックニュースにあるように、今年度中に全国の784住宅で説明会をおこない、それが終了するまでは退去通知を送付しないこと。それまでに出した退去通知は撤回することなどの説明をおこないました。
懇談では、「3階に住んでいるが、夫の具合が悪い介護の人が送り迎えをしてくれているが、1階の部屋が空いていてもつぶす住宅だからと1階に移ることを認めてくれない」「昭和19年の12月7日の大地震を9歳の時に経験している。その記憶が忘れられない。つい最近も大東を震源にした地震があったばかり。耐震補強をしてもらいたい」など色々意見が出されました。 今後は、追い出しは絶対許されないという声を、全国の雇用促進住宅のみなさんと力を合わせていくことを確認しました。
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