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今日はスズキのサービス残業問題で記者会見し、スズキがついに2年3ヵ月分のサービス残業を過去にさかのぼり調査し、支払うことを7月4日付けで対象者に対しメール送信してきたことを明らかにしました。 スズキがサービス残業代を支払うことになったのは、この間の日本共産党スズキ党委員会や「スズキの職場を働きやすくする会」世話人の太田泰久さん、スズキ(株)4輪電装設計部第4課の久米信雄さんや私などが繰り返し浜松労働基準監督署に是正を求めてきたことや、隔週ごとにスズキ本社前の門前宣伝、株主総会門前宣伝、株主総会での発言、さらに国会の佐々木憲昭衆院議員事務所とも連携し、スズキの企業犯罪を追い詰めてきた結果です。 この間のサービス残業問題での一連の経過の概略を示すと以下のとおりになります。(今回の指導で、過去10年間で4回目のサービス残業の是正指導を受けています)07年12月 3日 浜松労働基準監督署に申告し記者会見をおこなう。 12月21日 浜松労働基準監督署が5人で1日かけて調査する。08年 2月19日 浜松労働基準監督署を訪問し、サービス残業について指導したことが判明。(勤務記録時間とパソコンのオンオフ時間に違いがあった)2月26日 浜松労働基準監督署に申告(スズキのサービス残業に対する処罰と事務所に基準以上の労働者を詰め込んでいる問題で是正を要)し、記者会見。3月 スズキ、3ヵ月分(07年9月〜11月)のサービス残業代調査を指示。4月8日 静岡労働局へ指導要請4月25日 厚生労働省へ要請6月10日 佐々木憲昭衆院議員が質問主意書を提出。6月20日回答される。6月16日 スズキ、3ヵ月分(07年9月〜11月)の未払残業代を支払う。7月4日 人事部長名の通達「勤務時間の事後申請の受付について」が出される。
サービス残業が当たり前のように横行している実態は多くのみなさんもご承知の通りです。特に県内のトップ企業であるスズキのサービス残業は、下請け関連企業の多さからも深刻な問題です。 ところがこうしたサービス残業を是正させるために地道な活動をしている日本共産党やその支持者の活動の結果についてのマスコミ報道は、今回記者会見したにもかかわらず唯一報道してくれた中日新聞さえも「スズキのOBと現職従業員ら」が記者会見をおこなったとしか報道していません。 少なくとも日本共産党の平賀高成や「スズキの職場を働きやすくする会」世話人の太田泰久さん、スズキ(株)4輪電装設計部第4課の久米信雄さんの名で記者会見をやっているにもかかわらず、名前を出さないのは不偏不党というマスコミの倫理綱領に反するのではないでしょうか。
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