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（08・4・8）スズキのサービス残業代は、２年間遡及して支払えと静岡労働局に要請

サービス残業は法律どうり２年間さかのぼって支払うように指導せよ

　これまでくりかえしスズキのサービス残業は、重大な企業犯罪であり是正せよと、浜松労基署に要請して来ました。是正指導はこれまで９７年、０３年、０５年、そして今回の０７年と４回目の是正指導がおこなわれています。
　しかし、今回の４回目の是正指導は、昨年の１２月に私たちが労基署に要請したことから９、１０、１１月の３か月分について、コンピューターのオン、オフの時刻の記録と、本人の申請の食い違いを是正して残業代を支払うというものですが、法律では２年間さかのぼって請求できるとなっています。

　ところが、スズキの人事課は党員の質問に対して「労基署の指導により３ヵ月分の調査をおこなえと言われている」と言っていたので、先月の１８日に浜松労基署にそういう指導をおこなっているのか確認に行きました。労基署は「そういう指導はおこなっていない」と言いました。しかし、重大な法律違反をおこなっているスズキが、労基署の指導に対しても勝手にねじ曲げて３ヵ月の調査でよしとするとは考えにくいのではないでしょうか。

　そうしたことから、今日は静岡労働局にスズキのサービス残業代を法律どおり支払うように指導せよと要請してきました。その内容は以下の通りです。
　�@サービス残業（不払い残業）分は２年間遡って支払いをさせること。スズキは当面３ヶ月（9月、１０月、11月）の調査を行い、浜松労働基準監督署に調査結果をあげようとしていますが、法律どおり２年間遡り支払いをさせるように指導すること。
　�A労働時間管理は労働者の自己申告制でなく、ICカードなど客観的記録方法に切り替えさせること。
　�B度重なるサービス残業を行うスズキに対しては厳正な処罰をおこなうこと。
また、口頭でスズキのディーラーで働く従業員のサービス残業についても、調査をおこなうように申し入れてきました。
　今日の要請には私とスズキ党委員会の太田泰久さんと森大介赤旗県記者が参加しました。