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今日は日本共産党の「農業再生プラン」にもとづいて、遠州中央農協との懇談をおこないました。遠州中央農協側は、村松多加次常務理事、朝比奈篤営農振興部長、藤森晃営農振興副部長、萩原悦雄営農振興副部長が参加され、日本共産党は、私と根津康広磐田市議、稲垣あや子磐田市議、高梨俊弘磐田市議、森大介赤旗県記者が参加しました。 懇談では、コメ1俵1万円の世界で、生産コストを賄うことはできないこと。遠州中央農協はコメだけでなく野菜の産地で100品目も種類はあること。4fの認定農家の事もあるが、最終的には農家所得の向上にあること。農業をまもり発展させるためにも、農業、政策、税金の使い方を考えてもらいたいことなどが出されました。
遠州中央農協が1992年10月に農協合併した時の農産物の取扱額と、2006年との対比を見ると、お茶は30億6700万円(62%)、コメは12億3100万円(40・6%)、畜産は12億1000万円(67・3%)で、遠州中央農協全体では半分(50%)に減っています。 後継者問題も例えば白ネギの生産者も1000人が460人約半減していること。生産者も60代から70歳までが6〜7割を占め、10年たてば75歳から80歳になること。コメも主食として位置づけ100%自給して欲しいこと。現状では10年、20年先が見えないこと。10aあたり8000円のコストがかかる。この値段だと最低でも30〜50haが必要であること。しかし、その面積も10aの積み重ねで広げるしかない。もし作らない部分があると、害虫の問題や病気の問題が出てくること。麦、大豆もコメ農家がつくっていること。就農保障、所得保障も、これも3年先はわからない。このままでは作る人もいなくなること。 税金の使い方も、もっと地域の実態にあった使い方をしてもらいたいし、地産池消という点では、学校給食で地元のコメをもっと使ってもらいたいこと。学校給食会から言ってくるのは、1円、2円高いからパンにするしかないということだが、コメの消費を増やし地元の農業を守る観点からもこのことを「しんぶん赤旗」でも書いてもらいたいことなど、率直な意見交換となりました。
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