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今日は静岡県の農民連の役員会であいさつしました。政府農水省の「品目横断的経営安定策」は、4f以上の農地をもたないと米、麦、大豆などの価格保障の対象にもならないこと。現在お米の生産費は、一俵60キロ1万6千円ほどですが、しかし、市場価格は1万円程度に大幅に下がっています。いくら規模を拡大しても、拡大するほど赤字が大きくなっていきます。 日本の農業は、昨年の稲作農家の所得は、時間給256円です。国民の主食をつくってくれている農家の所得がこんなに低くていいはずはありません。しかも、農業の主力は、70歳以上のお年寄りが中心です。こんな無責任な農政は世界に例はありません。 世界では栄養不良になっている人びとは8億人にものぼっています。地球温暖化が叫ばれるなか、自分の国の食料は自分でつくらなければ自立した国づくりはできません。発達した先進国はどこでも工業国であり、農業国です。日本のように世界で最高の稲作技術と土地を持っている国で、米をつくるとペナルティーをかけるなどこんな馬鹿げた方針はただちに撤回させなくてはなりません。農業を国の産業の中心にすえることを党綱領に書いている日本共産党が、何としても躍進しなければなりません。
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