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(07・11・12)イノシシくくりワナの適用除外を求め対県交渉

「特定鳥獣保護管理計画」については、やらざるをえないだろうと思っている」と回答

　今日はイノシシのくくりワナが今年の４月から、直径２５ｃｍから１２ｃｍになり、イノシシの捕獲が難しくなることから、イノシシ被害に苦しむ伊豆地域を規制からはずすことを求め、先日の環境省交渉に続き対県交渉をおこないました。

１、伊豆全域を全狩猟期間、２５�pワナで捕獲可能に早急にしていただきたいこと。その　ために必要とされている猪の「特定鳥獣保護管理計画」の策定については、その前提と　なる猪の生息実態調査は「農作物への被害の実態調査によって策定可能、すでに他県の　実例もある」という環境省の指針を採用し、策定作業を大幅に短縮すること。
Ａ―――「『特定鳥獣保護管理計画』については、やらざるをえないだろうと思ってい　　る」と回答。

２、１１月１５日からの今年度全狩猟期間では、一刻も早く駆除期間を設定し、従来の２　５ｃｍワナで捕獲可能とするよう市町を指導・助言していただくこと。
Ａ―――環境省からの助言もあり、１０月３０日に、駆除捕獲については適用除外とする　よう県の方針を変更し、そのことを各市町に通知した。

３、各都道府県の鳥獣保護事業計画（第十次、今年度ら五年間）では、有害鳥獣捕獲の許　可基準を地域の実態をふまえて盛り込むことで緩和できるが、静岡県は第十次計画策定　が遅れ、今年度は第九次計画を延長していることがわかった。早急に第十次鳥獣保護事　業計画の具体化を図ること。
Ａ―――第十次鳥獣保護事業計画は来年の４月１日からスタートする。その中で猟期間中　の「くくりワナ」の適用除外については、イノシシの保護管理計画を策定しなければな　らないが、この場ですぐ第十次鳥獣保護事業計画でやりますとは言えないが、どちらに　しても「特定鳥獣保護管理計画」はやらざるをえないと思っているので、その場合は年　度の途中であっても、第十次鳥獣保護事業計画を変更し、そのことを計画に書き込み対　応することになる。