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(07・5・29)全県キャラバン磐田市
年配の女性が立ち止まって聞いてくれました
今日は磐田市のキャラバンです。午前中は稲垣あや子市議と豊田ヤオハン前と豊田遠鉄ストア前の2ヵ所で演説しました。豊田遠鉄ストア前では買い物帰りの自転車を引いた年配の女性が立ち止まって聞いてくれ、過去最高の利益を上げ続ける財界・大企業に応分の負担をさせれば30数兆円もの税収ができるというくだりを聞きとって帰っていきました。
産科の医師不足は深刻
また、街宣の後は、「新日本婦人の会」の子育て子組のみなさんと懇談をおこないました。 懇談では産科の医師が不足していて、磐田市以外の方は対応できないため他の病院へ行ってくださいとなっていること。初診で6時間待たされたこと(家で待機してくださいということで家と病院を行ったり来たり)。 「3年前に上の娘を出産したときと比べると先生の顔がやせていて大変なんだなと実感しました」など現在の医師不足・看護師不足の実態を語ってくれました。 さらに御前崎市は産科がなくなって掛川市などの病院に行っていることも出されました。
外国人対策の国の予算をぜひ増やしてほしい!
午後は磐田市東新町の県営住宅の中にある多文化交流センターで、根津康広市議といっしょに外国人労働者の子供たちの放課後のお世話をする臨時職員の人達や、市の担当部長、係長などのみなさんと懇談をおこないました。この県営住宅には800人のブラジル人が住んでおり、全体の50%を占めています。多文化交流センターには60人のブラジル人児童が登録していて、それを14人の臨時職員のみなさんが午前と午後に分けて対応しています。
この交流センターでは、学校から帰ると宿題などの勉強を見てくれ、それが終わるとみんなでいっしょになって遊ぶのですが、言葉の問題などがあるため学校の授業がわからずあきらめている子供や、言葉がわかっても授業がわかるかというとそうではないことなど、抱える問題は深刻です。日曜日には、日本語とポルトガル語の教室もおこないます。母国語のポルトガル語を学ばないと、親子の意思疎通もできなくなるなど新たな問題もおきているのです。
市は厳しい財政をやりくりし、交流センターを建てたり非常勤の職員で対応しているのですが、国からの交付金は驚くほど少ないため、国の予算をぜひ増やしてほしいと要請されました。
高梨俊弘市議と根津康広市議の担当地域で街宣
その後、高梨俊弘市議と根津康広市議の担当地域で、それぞれ2ヵ所ずつ街宣をおこない、さらにそのあとに高梨市議と「しんぶん赤旗」の拡大に出かけ、2軒訪問し1軒で購読をしていただきました。駅前再開発で商店街の駐車場問題に取り組んでいるお店のご主人です。 夜は中部地区の地区委員会総会であいさつしました。
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