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(07・3・23)厚労省交渉と清水演説会
「後期高齢者医療制度」 これが人間のやることですか!
今日は厚生労働省に対し、@浜松市の幼稚園の健康診断でおこなわれている聴力・視力の診断が、保育園ではおこなわれていないため、実態調査と法律どおりおこなうこと。 A来年4月から実施される75歳以上のお年寄りが対象となる「後期高齢者医療制度」では、月々平均で6千2百円の保険料を徴収し(年間7万4千4百円)、毎月3万円から4万円程度の国民年金の受給者からも新たに保険料を徴収します。それが払えない場合は保険証を取り上げ、さらに県ごとに病院の「在院日数」、「在宅看取り率」などを競わせ、成績の悪い県は診療報酬を引き下げるなどの非人間的な医療制度が始まります。ところが、お年寄りの声を聴取する仕組みさえありません。国保の「協議会」に相当する「協議会」等の設置をおこなうこと。 B義足を付け働いていた障害者が仕事中に転倒し、義足を直すのに3ヶ月近くかかっているが、その間、仕事ができないために休業補償を求めても受け付けてもらえない問題など3項目で交渉しました。 @については、実態を聞き必要な指導をおこなうと回答しました。 Aについては、国が昨年6月の医療制度改革で導入した制度でありながら、県単位でつくる「広域連合」の議会で検討すべきことであり、国があれこれ言うことではないと責任逃れの回答をしました。 Bについては、義足については障害給付で対応していること(本人は障害4級の年金受給)。仮に障害給付を受けようとすると、いま受けている障害給付を中止し、現在のパート労働の給与で計算すると逆に収入が減ることになる。どちらにしても、休業補償は治療などの医療行為がないと対象にならないとの回答となりました。 私は今回の交渉の中で、「後期高齢者医療制度」はとても人間のやることではない!と怒りがわいてきました。こんなひどい、こんな無慈悲な制度を考える人の顔が見たいものだと思います。このとんでもない医療制度を撤回させるため、いっせい地方選挙、参議院選挙で何としても日本共産党の勝利のために全力で頑張ります。 この交渉には、井上さとし参議院議員、瀬古ゆき子元衆議院議員、ひらが高成参議院選挙区予定候補、北島定浜松市議、下山一美三島市議、大石信生岡部町議、西村綾子富士市議が参加しました。
怒りを力に変えて
夜は清水の演説会に参加しました。私の持ち時間は3分だったので今日の政府交渉の内容をお話しました。特に、「後期高齢者医療制度」はとんでもない制度です。こんなひどい医療制度を考えるとは、さすがに血も涙もない厚生労働省です。おかげで私は怒りを力に変えて、さらに頑張る力をもらいました。いまにギャフンと言わせてやる!
私もかけ声をもらい嬉しかったです。
今日の会場は清水市民文化会館でおこないました。 会場にはたくさんの人が参加していただき、私もかけ声をかけていただきました。 嬉しかったですよ。ありがとうございました!
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