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今日は中部地域の自治体病院と市会議員のみなさんと懇談しました。研修医制度が変わり、2年間の研修の後、自由の制度になり魅力(労働条件、都市部、給与、先端医療など)ある病院に行ってしまう。そのために大学病院も研修医がいなくなって、大学病院に引き上げられているとのこと。 女性の医師も出産した後の復帰が困難であるため、院内保育所の充実をはかっているとのこと。看護師の離職率は全国は12%であるが、幸いうちの病院は半分の6%になっている。診療報酬のマイナスで、患者と看護師の比率7:1を確保できるところはいいが、地方の病院は大変で、ドクターの確保も全部そろえられない。そのため大きな医療圏で再編せざるをえなくなる。医療はどこに住んでいても同じように受けられないといけない。「国がもっと責任をもってほしい」と言われていました。 自治体病院は、精神科や感染症(ジフテリヤや赤痢、結核など)の長期療養病床など、不採算部門をかかえている。550床のうち100床近くは、いわゆる不採算部門の病床がある。医療事故については、産科、小児科、脳外科など事故のリスクは高いため産科については第3者機関をつくることになったこと。過重労働を減らすために、すぐ総合病院に来るのではなく、かかりつけの医師を持つようにしてもらえばもう少し医師の負担を減らすことができるのではと思っていると話されました。 いま医療法に基づいてベッド数、患者数で研修医をふくめ120人医師がいる。法律通りの人数ではやっていけないこと。今でも医師の給与は高いといわれているが、24時間勤務の実態や、国家公務員の医療職一表でやっているが、それが低い水準だということ。うちの病院は急性期と慢性期の両方の病床をもっているが、リハビリなど療養部分は報酬が低いが、受け皿が整備されていないので、公的な社会的使命を考えてつくらざるをえない。病院が立ち行くように必要最小限のものは国が確保してもらいたいことなどが色々出されました。
夜は静岡葵区の河瀬さんの決起集会に出席しました。各支部のみなさんは、何としても議席を勝ちとろうと、自分との戦いをしながら頑張っています。そうした思いが党員にも伝わり、支持拡大に夜尋ねた支持者の家で党員にバッタリ出会い、「ああ、この人も私と同じ思いで・・・。本当に嬉しかっただよ」と静岡弁で嬉しさを語っていました。 それを聞いている党員・後援会員のみなさんの顔もみんなニコニコしていてこちらも嬉しくなりました。
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