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(07・1・14)浜北「新春のつどい」と浜松市「雇用と地域経済を守るシンポジウム」
浜北「新春のつどい」であいさつ
北島さだむ市議の新年のあいさつ
午前中は浜松市浜北の党と後援会の「新春のつどい」に参加し、北島さだむ市議といっしょに新年のあいさつをおこないました。
スズキは冷たい!
北浜診療所の聞間元医師もあいさつし「医療や介護の負担増やサービス後退が進められる中、今年は何としても日本共産等と北島市議の当選のために頑張りたい」とあいさつされました。 あいさつの中では「いま浜松の医師の中でちょっとした運動になっているのは、3つ子・4つ子が産まれた家庭に、浜松市が無料で送迎用の軽自動車を貸し出す制度をつくってほしいという運動です。ところがスズキは一切ダメ。ダイハツは『3年間貸し出し、その後も使ってくれるのなら使えるように対応しましょう』ということだった」とし、浜松市に対し行革審の会長として様々な要求をするのに、スズキにたいするわずかな要求に対しても本当に冷たい対応と、経営姿勢をチクリと批判。 「もう病院で使う車にはスズキの車は買わない!あっ、スズキの労働者の方もいるのでそこまでは言いませんが・・・」の一言に会場内は爆笑につつまれました。
日ごろの練習の成果を披露しました
子どもからお年寄りまで大いに盛り上がりました
「新春のつどい」では「あすなろ」のハーモニカ演奏や、昨年も公表だったピエロのマジックやトークなど子どもからお年寄りまで大いに盛り上がりました。
財界の戦略が浜松で具体化されている!
午後は、「浜松の雇用と地域経済を考えるシンポジウム」に参加し開会あいさつをしました。浜松市の街づくり(地域経済・雇用・商店街)は何年も前から問題になってきました。 昨年9月には、ホンダの2輪車生産は08年から順次熊本工場に移転することが明らかにされ、スズキは牧之原市の相良工場を新設し、輸出向けと国内向けの両方を増産する計画であること。また、ヤマハはグランドピアノとアップライトピアノなどピアノ生産は、すべて掛川市に移すことを明らかにしています。「楽器とオートバイの街」が「楽器とオートバイの故郷」になりかねないとの不安が広がっています。 さらに超大型店の出店があいつぎ、市中心街が空洞化している問題についてもどうするか議論になりました。
前向き思考が重要
パネリストの西部地区労連議長の中安俊文氏はワーキングプアの実態やその責任は政府や財界にあることなどを解明しました。 また、坂本道雄氏(財団法人 未来産業技術研究振興財団理事)は、浜松市の都田テクノポリスなど異業種交流をしてきた自らの経験を話しながら、積極的に他から意見を求めるなど、前向き思考が重要であることを強調しました。
大企業の民主的規制が大切
佐々木昭憲衆議院議員は、自著である「変貌する財界」を紹介しながら、巨大資本になるほどグローバルになっていき、地域経済・雇用を守るなどは二の次三の次になること。大企業を否定するのではなく、民主的規制が大切であることなどが話されました。
「共産党との距離が近くなった!」
会場からは「市場社会では勝ち負けは当たり前、格差も当たり前。それを政治の力で救済していくことが必要だと思う。しかし、企業の競争力を強化することや税金を納めてもらうことなどに対し、弱者救済を叫んでも説得力に欠けると感じる。国民にわかりやすい言葉で答えて欲しい」などの元会社社長の質問に対し、応分の税負担が必要であることなどが話されました。シンポではパネリストや会場からも「共産党との距離が近くなった」との声が出されていました。
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