<< 活動日誌の目次に戻る
今日は憲法改悪反対静岡県共同センター主催の集会に参加し、各界からの決意表明で日本共産党を代表してあいさつしました。 集会では自由法曹団の坂本修弁護士が講演をおこないました。先の戦争で兄が栄養失調で亡くなったことなど、自らの体験を通じ絶対戦争などはしてはならないこと。自民、民主の「改憲手続法」が20%台の支持で憲法改悪が可能になるように様々な仕掛けがちりばめられていることを解明し、必ず憲法改悪を阻止しようと呼びかけました。 私は、日本の憲法9条は「世界に誇る日本の宝」であること。最近読んだアレン・ネルソン氏の「戦争で心が壊れて」の本の中身を紹介しながら、ベトナム戦争から帰還したネルソン氏が、20年掛けてPTSD(心的外傷後ストレス障害)を克服していくそのきっかけは、人を殺したのは上官の命令でも、敵が攻撃してきたからでもなく、自分の中に人を殺したいという考えがあったことを心から反省したことがきっかけでPTSDから解放されていったこと。 1995年の沖縄少女暴行事件で、自分の戦争体験を語ることが平和の役に立つだろうということで日本にやってきたこと。日本に来て憲法9条を知り感動したこと。ところが先の第二次世界大戦を正しい戦争という首相や与野党の議員がたくさんいることを知り、まるで自分と同じように、日本という国全体がPTSDにかかっているようだと感じたそうです。もちろん戦争に反対した日本共産党の存在を知らないわけではありませんが、そういう感じをもったそうです。その日本がPTSDから解放されるためには「憲法9条の立場に立つ意外にない」と断言しています。 最近の事例でも北朝鮮の核実験では、日本の国会決議をあげるにあたり、自民党も民主党も武力制裁に道をひらくような中身が入っている一方で、日本共産党の修正案にある@外交的・平和的に解決することA国際社会が一致結束して対応することなどは何も入っていませんでしたが審議の結果、全会一致で日本共産党の修正案が入った国会決議になりました。これは憲法9条の精神の発揮だと思いますが。こうして現実政治を動かす素晴らしい憲法9条を絶対に改悪させないために全力で奮闘する決意を述べました。
その後、市内のデモ行進にでかけました。大変目立ち共感の声が飛んでいました。
ご意見・ご感想をお寄せください
日本共産党静岡県委員会/日本共産党国会議員団静岡県事務所 〒420−0843 静岡市葵区巴町6−4 (電話) 054−245−2244 (FAX) 054−245−2244
e-mail/hiraga@tokai-blc.jp
本サイトへのリンクや、文書・写真などの複製・転載については、必ずご連絡くださるようお願いいたします。 Copyright since 2003, Japan Communist Party. Allright reserved.