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(06/9/17)冨士山麓層行動・静岡旧1区後援会総会
日本の平和と安全に米軍は必要ない
今日は冨士山麓総行動に参加しました。 今回の「沖縄県道104号線越え155ミリ榴弾砲実弾実射分散」訓練は、機関銃まで使った初めての実弾射撃訓練がおこなわれます。 海兵隊自身によると「イラクやアフガンで火力支援をおこなうための訓練機会を与えるもの」であるとか、「イラクやアフガンなどのような場所で海兵隊員が自分の身を守るためには小銃の使用は必要であり、当然そのための訓練も必要になる」と言っていますが、日本の平和と安全のための組織でないことは彼ら自身の言葉で証明されているのではないでしょうか。 いま米軍の再編強化の一連の流のなかで、自衛隊と米軍の一体化は県内でも様々な形で進んでいます。 浜松には98年のAWACSの配備に続き、2010年までに新型地対空ミサイルのパトリオットの配備が予定されています。 また、8月23、24日には、沼津今沢基地でLCACの訓練がおこなわれ、海上自衛隊のLCACにイラク戦争にも派遣された、陸上自衛隊板妻34普通科連隊のジープや隊員を積み込む訓練をおこないました。 初日には板妻駐屯地の幹部が参加し、しかも初日にはジープにわざわざ付けられていた「災害訓練」の横断幕は2日目には外され「これから積み込みの訓練が始まるのか?」という質問に現場の責任者は「海外派遣の訓練です」と言い切りました。 さらに県内の清水港には、今年の5月26日にアメリカのイージス艦「シャウプ」が入港し、焼津港には9月9日、自衛隊の掃海艇が「体験航海」を目的に入港し、漁港の軍事利用がおこなわれています。 そのうえ東冨士演習場には、国内最大規模の対テロ・ゲリラ戦などを想定した市街地訓練場が完成し訓練がおこなわれています。まさにねらいは海外での武力行使です。
全国のたたかいにも連帯して
あわせていま、国会では継続審議になっている「改憲手続法」や「教育基本法改悪案」が9月26日からの臨時国会で審議が始まります。自民党の改憲手続法は特徴的なところだけを拾っても、国民の過半数といったら有権者の過半数となると思いますが、有効投票の過半数ということになると、有権者の五分の一とか三分の一の賛成で憲法を変えることができることになります。しかも、テレビのコマーシャルなどについても国会の議席数の応じて放送時間を配分するということになると、9対1というようなことになりかねません。こんなとんでもない問題についても大いに宣伝していこうではありませんか。 米軍の再編強化の問題では、相手の側も簡単にはいかないと思います。保守の市長でも、相模原の市長は「戦車にひかれても絶対反対」と言っていますし、座間の市長は「ミサイルを打ち込まれえても反対」と言っています。沖縄の第二の都市である沖縄市では革新統一候補の東門さんが当選するとか、小泉内閣のウソとごまかしが明らかとなり、全国では大きな反対運動が巻き起こっています。 ぜひ、全国のたたかいにも連帯して県内のたたかいもさらに大きく広げようではありませんか。
候補者3人でファイト!
午後は静岡の旧1区後援会総会に、県議候補の河瀬幸代さん、寺尾昭さんと一緒に出席し情勢報告を兼ねたあいさつをおこないました。
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