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(06/9/3)熱海市議補欠選挙告示 松本こうじ候補の応援に
暮らしや福祉を応援してこそ熱海市が元気に
今日は熱海市の市議補欠選挙の告示日だったので松本こうじ候補の応援に行ってきました。私は出陣式のあいさつで、この6月からの住民税増税の問題で、大変な事態が広がっていることを訴えました。 私が県内42の市町の調査をしましたら、あわせて百数十億円の住民税増税と、わかっているだけでも「計算間違いではないのか」との苦情や問い合わせが1万数千件もあったこと。全国でも数十万から百万件の問いあわせの電話があり、国民健康保険や介護保険に連動し、負担が「雪だるま式」に増えていくことを訴えました。 そして、先月の住民税増税の中止と見直しを求める政府交渉では、政府は「老年者控除や公的年金等控除は、65歳以上の大部分の方に適用され、経済力にかかわらず一律に優遇していたとして、高齢者の担税力に応じた負担を求め、世代間の公平を図る」といいました。 それでは、日銀の福井総裁はどうでしょうか。彼は総裁の役員報酬3641万円に加え、厚生年金と企業年金で657万円、個人年金で121万円、そのうえ村上ファンドで1473万円。全部合計すれば5892万円もの年収です。 ところが今回の住民税増税で福井氏は、所得税・住民税の合計はわずか21万円の増税になっただけです。そればかりか、99年に行われた所得税と住民税の最高税率の引き下げによって福井氏にもたらされた減税を計算すると毎年およそ200万円という計算になります。 さらに、03年に行われた証券投資関係の減税によって福井氏の村上ファンド関係の儲けについても200万円近い減税効果がもたらされたと推計されます。 福井氏のような高齢者に税をきちんと負担してもらうためには、政府が進める高齢者への増税ではなく、最高税率を元に戻すとか株式配当や株式譲渡にきちんと課税することの方がよほど大切だということを訴えました。 熱海は観光の町です。観光を活性化させるためには熱海に住でいる人も、観光に来てくれる人も懐具合が温かくなければ商店街にお金は落ちません。また、賃下げなしの労働時間の短縮で旅行に行く時間も余裕がなければなりません。ところが、いま小泉内閣がやっている「構造改革は」まったく逆のことばかりです。 これを根本から改めていくためには、国政でも地方政治でも暮らしや福祉を応援する政治に切り替えることを訴える、日本共産党の松本こうじさんにぜひ、大きなご支援をと訴えました。
JR熱海駅前での街頭演説。日曜日の午前中ということもあって、観光客もこの日は多かったです。県外のナンバーをつけた車からも手を振って激励してくれる方が何人もいました。
熱海は急な坂道が多く山の集落から帰ってくる時の絶景を撮りましたが空の部分にしか見えない部分も、実は半分は海が写っているのです。殆ど見えませんが・・・。
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