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今日は静岡県内唯一のアスベスト処分場である浜松市呉松町のミダック社の産業廃棄物処分場でのズサンなアスベスト処理に、住民が健康被害への不安を強めている問題で、私は環境省に出向き、同処分場がアスベスト廃棄物を適正に処理するよう指導することを要請しました。 この交渉には、田中三博、酒井豊実の両浜松市議、地元住民らが参加し、佐々木憲昭衆院議員と井上さとし参院議員の両秘書、せこゆき子元衆院議員が同席しました。 ミダックは呉松町自治会と環境保全協定を結び同処分場の操業を始めましたが93年、同自治会との協議ぬきにアスベストの埋め立てを開始。アスベスト被害が明らかになる中、同自治会が補償問題や安全対策を含む協定書を結ぼうとしていますが一致していません。 住民は重機を使って飛散性アスベスト廃棄物の入ったビニール袋を扱ったり、石綿を含む建材を破砕機にかけてもうもうと粉じんがあがっている写真も示し「とんでもない処理方法だ」と指摘。濃度測定の結果、1gあたり3本を超える高い数値を示したことも紹介し、「いま、適正な処理をしないで被害者が出た場合は完全な人災だ。被害者を未然に防ぐアスベスト処分方法の強化を」と訴えました。 環境省は、同処分場でのアスベスト処理の評価を避けつつ「今日聞いた話を浜松市に伝え、きちんとした処理を徹底するよう話したい」と回答。アスベストの処理基準をきびしくする政省令改正を検討中であること明らかにしました。
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