<< 活動日誌の目次に戻る
今日は「障害者自立支援法」が施行されてどうなっているのかを、鷲山掛川市議と各施設を訪問し懇談しました。 東遠学園組合「めばえ外来療育センター」では、通所している子供の自己負担が、利用料(1日834円×22日)と1食650円の昼食代含めると1ヵ月32000円程度かかります。今までは昼食代を含め、平均1ヵ月9300円(応能負担)でしたので、一気に3倍化しています。 障害を持った子供さんの母親は、仕事をしたくてもできないのが実態です。「次の子供を産みたいと思ってもこれだけお金がかかると産みたくても産めない」と多くの母親は語っているそうです。また、別の通所授産所では、これまでは毎月1日に在籍している人数で予算がおりてきたが、4月から日割り単価で出席人数に応じて予算がくるため、欠席者(重度の障害者ほど体調がくずれやすく欠席が多くなる)が多いとその分減額になってしまします。そのため予算は年間1000万円近く減額になるそうです。人件費を節約するためにパートを雇うことが多いですが、厚生労働省は施設長もパートでOKと言っていますがそれでは責任は持てません。 「障害者年金が月66,000円で施設利用料と昼食代で2万数千円。あと残りの3万円程度で地域の中で生活していくのは非常に大変です」と施設長は心配しています。これらの問題を鷲山議員は市議会の代表質問で問いました。戸塚市長は他市との関係もありますが、市単独でも支援措置を考えたい」と答弁しました。この答弁に、運動をしているお母さんたちから歓迎の喜びの声が寄せられています。
この行動の中で掛川城のそばを通りました。山内一豊と千代で有名になった掛川城ですが、毎日1000人くらいの見学者があるそうですが、周辺の商店街にはあまり経済的な波及効果はないそうです。もっと国民の懐具合を温める経済政策が求められています。
ご意見・ご感想をお寄せください
日本共産党静岡県委員会/日本共産党国会議員団静岡県事務所 〒420−0843 静岡市葵区巴町6−4 (電話) 054−245−2244 (FAX) 054−245−2244
e-mail/hiraga@tokai-blc.jp
本サイトへのリンクや、文書・写真などの複製・転載については、必ずご連絡くださるようお願いいたします。 Copyright since 2003, Japan Communist Party. Allright reserved.