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(06・6・25)県商連定期総会あいさつ 静岡民商の事務局員と入党を訴えご夫婦が入党
小泉内閣の悪政の本質をつく論戦は日本共産党だけ
今日は県商連の定期総会に参加し、連帯のあいさつをおこないました。あいさつの中で、通常国会は6月18日に閉幕しましたが、小泉内閣の悪政のもとで生活・平和・民主主義などあらゆる分野で自民党政治のゆきづまりが吹き出ていること。それらの問題の本質を突く論戦をおこなったのは、わが党だけであったこと。 たとえば、格差社会の拡大の問題は日本共産党が第24回党大会で提起した問題でしたが、今国会ではどの政党も取り上げざるをえませんでした。日本共産党は、この問題の根元には人間らしい労働の破壊と、それを進めてきた「新自由主義」の「規制緩和万能論」があるとし、その問題を正面から突く論戦をおこないました。 また、米軍の再編強化の問題では、政府は「負担軽減」になるようなごまかしの説明をしていますが、負担の軽減どころか日米安保条約の地球的規模への拡大や、在日米軍基地の殴りこみ能力のいっそうの強化、さらには自衛隊と米軍の軍事一体化などを正面から突く論戦をおこないました。 後半国会では、医療制度の改悪問題で、お年寄りに無慈悲な負担増と犠牲をおしつけ、自らの負担軽減をねらう財界の思惑や、日本の医療を新たな食い物にしようとねらう米国の医療保険会社や医療大企業の狙いを告発し本質を突く論戦をおこないました。 さらには教育基本法改悪問題は、憲法に保障された思想・良心・内心の自由・教育の自由をじゅうりんし、「戦争する日本」「弱肉強食の日本」にだまって従う人間をつくることなど、ずばりと本質を突く論戦をおこなってきました。 民主党が「偽メール」事件で、窮地にあった自民党を助け、憲法改悪・消費税増税・教育基本法改悪でも自民党と悪性を競いあう政党だということも明瞭になりました。 会期が延長されなかったのは、自民党の党略的な思惑もあるでしょう。しかし同時に延長しても簡単には悪法を許さない国民のたたかいがあったことも事実ではないでしょうか。 重要法案は継続審議になりますが、時間がたてばたつほど問題の本質が国民に知れ渡っていくことは間違いありません。 悪法を廃案に追い込むために全力で奮闘する決意です。
「やっぱり数は力だからな」と入党
今日は静岡民商の事務局員のTさんと、平賀の2人で会員さんに入党を訴えました。教育基本法改悪問題での志位委員長の国会質問が、政府の思惑を崩したことを朝日新聞は2ページにわたり報道しながら、一言も共産党の志位委員長の質問だとは報道せず、逆に今後の「カギは民主党」との報道のことなどを話しました。葬儀屋のご主人は、私たちの訴えに「やっぱり数は力だからな」と入党を決意してくれました。
「私は共産党と思っていました」
話はそこで終わろうと思いましたが、あまりにすっきりと入党されたので「奥さんもいっしょにどうですか」と訴えると、となりの部屋で聞いていた奥さんが「私は『民商は共産党』だと思っていて、」と答えるではありませんか。 そして自分が1945年3月10日の東京大空襲で両親や兄弟も亡くし、1人だけ生き残り叔父に育てられたこと。また、結婚して夫が心臓マヒで亡くなり女手ひとつで2人の子供を育て、腎臓を悪くして入院しなければならなかったときも、「入院すれば子供を見る人がいなくなるから、半日は寝ているようにするから入院しないようにしてください」と先生にお願いし頑張ってきたこと。そんな中で現在の夫と再婚したことを話してくれました。
自分と同じような体験をした人が身近なところに
さらに小学校の担任の先生に、作家の西村滋さんの講演会の出席を頼まれて参加すると、「自分と同じような体験をした人が身近なところにもいた」と驚き、「ものすごく感動した」と語ってくれました。
ご夫婦で入党を決意
ご主人に「なぜ入党してくれたんですか」と伺うと、「何回か呼びかけられたが、今度呼びかけられたら入党しようと思っていた。民商の小沢会長からも言われていたので、小沢さんに言おうかと思っていたが、入党するならだれでもいい」と話し、ご夫婦で入党を決意してくれました。 帰りにはご夫婦で外まで見送りに出てくれ、こちらが励まされ嬉しい拡大でした。
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