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(06・4・15)時代を撃て多喜二
嬉しい赤旗読者拡大
今日の午前中は、元銀行マンの伊藤寿勇さんと「しんぶん赤旗」の拡大に出かけました。40代の民間企業に勤める男性は「郵政の民営化も、いまでも税金投入していないなら民営化してもやっていけるのでは」と質問。民営化といっても「郵便事業、郵貯、保険の3事業全体で黒字にしている郵政事業をわざわざ分離して民営化すること。その背景には日米の銀行業界、生命保険業界の要求があること」などを語り、マスコミはそうした真実を知らせることや権力を監視する役割を放棄している弱点があることなどを語りました。 また、靖国問題も「戦争で亡くなった人にお参りするのは良いことでは」との疑問がありました。さらに米軍移転に国民の税金を投入することに対し、「日本を守ってくれているのだから少しくらいは負担してもいいのでは」との意見をもっていました。そして「千島列島返還要求もロシアが絶対日本の領土を手放さないから、取り戻すためにはお金がかかるのでは」とのこれらの質問に全部答えて、だからこそ「しんぶん赤旗を購読してもらいたい」ことを訴えて購読してくれることになりました。
日本共産党が強くなるなら、何でも協力させてもらいます
午後は北島定浜松市議と差額ベッドの問題で生活相談にのっている読者に入党を呼びかけて、年配の女性が入党してくれました。その女性は「日本共産党が強くなるなら、何でも協力させてもらいます」と快く入党してくれました。
多喜二に心洗われる思い
夜は小林多喜二の生涯を描いた「時代を撃て・多喜二」を観ました。当時の関係者の人々が多喜二の人となりを語っているのですが、改めてスケールの大きい国際的な作家であったことや、薄幸な身の上の田口タキをボーナスと友人からの借金で救い出したこと、初月給で弟の三吾に中古のバイオリンをプレゼントしたこと、苦労を重ねる母に旅行に行ってもらおうと、夏の暑い盛りに3日間も茄子の漬物だけでやりくりしながら、母に仕送りをしたことなど、本当に温かな人であったことがじんわり伝わる素晴らしい内容でした。私も心が洗われる思いでした。
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