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(03.09.21)浜松JMIU地域支部総会・静岡空港中止100万県民署名集会
山椒は小粒でもピリリと辛い!
今日は浜松日程です。午前中はJMIU浜松地域支部第二回総会に出席して、あいさつしました。また出来たばかりで小さい組合ですが、私のところに来た「仕事中に脳梗塞で倒れたが労災扱いになっておらず、退職を迫られている。何とかならないか」との相談も、JMIU地域支部に相談し、組合員になってもらい交渉したら、退職金プラス50万円で解決し、本人も喜んでいるなど、相談事が次々と解決し組合員が増えています。「山椒は小粒でもピリリと辛い」との表現がぴったりの発展途上の組合です。 その後は、地元城北地域のポスター貼りの作戦とセットで、街頭宣伝をおこないました。ちょうど浜松祭りの凧祭りの組長が車で通りかかり激励してくれました。
静岡空港中止を求める100万人署名の集会
午後は、静岡での「静岡空港中止を求める100万人署名の集会」に参加しました。集会では、9月16日の国土交通省、石川裕己航空局長に対し「県民合意がなく、需要見通しの検討もまともに行わず、強制収容などで強行しようとする静岡空港は中止すべき」との要請結果を報告しました。 同交渉で石川航空局長は、静岡空港の需要見通しがどれほどずさんな計算をしているのかを聞いた後、「素朴な疑問だが」と、「県民合意がないと言うが、選挙で支持され当選しているのではないのか。また、公共事業は赤字でも必要なものは作る」との自らの立場を明らかにしました。 しかし、県民合意がないことは、朝日新聞の8月12日付けの社説でも、石川知事は知事選挙で「空港は住民投票で決めよう」と主張し、選挙の争点から外したにもかかわらず、選挙後に議会が否決したら、知事はやろうと思えば出来たにもかかわらず、住民投票をやらなかったと批判されているのです。
公共性があるかどうか
土地収用についても、滑走路の中心部分の土地を持っている4名の地権者が、反対しているにもかかわらず工事を進め、最終的には強制収容しかないこと。強制収容をするかどうかの最大の判断基準は「公共性があるかどうか」です。実際に、建設してみたら利用者がパラパラでは公共性はなかったと言うことになります。だからこそ、県がおこなっているずさんな需要見通しは許されないのです。 建設反対の100万人署名が集まれば、それは公共性がないということの証明です。私は何としてもこの100万署名を成功させ、無駄な公共事業を中止させるために奮闘する決意です。
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