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(03.08.29)松阪市内水面漁協と懇談
日本共産党が圧倒的にやっているよ
今朝の早朝宣伝は、いつもやっている浜松市の和地山商店街でおこなう予定が、朝の7時48分の新幹線に乗車しなければならないため、急きょ浜松駅頭の宣伝に場所を切りかえて、小黒啓子浜松市議と朝の7時からおこないました。今朝は小黒啓子浜松市議が、ひらが高成の旗を持ってニコニコ立っているだけで、出勤途中のみんなの反応が和んでいる感じがするのです。女性の笑顔の力はすごいと実感しました。駅のホームに出るとNTTのリストラとたたかっている党員とばったり会いました。「今週は駅頭宣伝が2回目だな」と言うので、「他候補の駅頭宣伝と比べて日本共産党は遅れをとっている?」と聞くと、「日本共産党が圧倒的にやっているよと」と激励してくれました。
ムダな公共事業は鮎の体力までうばう?
その後、本日の日程の三重県松阪市に向かいました。今日の午前中は松阪市の内水面漁協(4漁協)の役員と、鮎の不漁問題で懇談をしました。櫛田川漁協の会長の説明では、今から10数年前から蓮(はちす)ダムができ、それ以来鮎の漁獲高が年々下がってきたこと、放流をしても、今回の台風でせっかく放流した鮎が流れてしまって被害は大きいこと。「昔はどんな台風があっても鮎は流れなかった。ダムができ水質が悪化し、きれいなコケではなく長い藻のようなものができている。ちゃんとした苔を食べられないので、鮎も体力がつかず簡単に流されてしまうのではないか」など、大変な実態を語ってくださいました。水質調査を要求しても、毎年2000数百万円もかけるが、水質には問題はないと言うことだが、その検査は、蓮ダムの側が依頼した調査であり、身内が検査をするようなもの。合わせて1億円くらい調査費を使ったがそれだけお金を使うのなら、鮎を放流するために使って欲しい。 会長は、「自分は一生を川にささげ、それで生活してきた。このまま死んだら、鮎の幽霊になりそうだ。毎日、鮎のことを考えるとメシものどを通らず、体重も5キロ減った。どこに頼ったら良いか困っていた」と苦しい胸のうちを語ってくださいました。最後にこんな風に「直接要望を聞かせてくれ」と尋ねてこられたのは初めてだ。本当は私たちがお願いしに行かねばならないところだ。日本共産党には頑張ってもらいたい」と激励してくださいました。
ダムは本当に必要なものなのか
午後からは蓮ダムの視察に行きました。ダム本体の高さは約50メートルでダム本体の中を通って放水路に出ましたが、ダム本体の通路は年間を通して14度から15度で、夏は涼しく冬は暖かいのだそうです。私たちは大変涼しい思いをさせていただきました。 ダム自身については、水害防止や上水道などの多目的ダムですが、ダムが完成しても水害はなくならなかったなど、ダムが本当に必要なものなのかどうか、疑問が残りました。
自治体合併は町民の利益がどうなるかが大切
その後、飯高町の宮本町長と懇談しました。鮎問題は、「ダムだけではなく、稚鮎が養殖なのも原因の一つではないか」と意見を述べられ、自治体合併についても、自治体がどういうメリットがあるかどうかではなく、町民の利益がどうなるかが大切だとの持論をのべられました。また、飯南町長も自治体合併は「合併特例債はメリットはない。すでに過疎債は借金の7割まで、交付税で見てくれる。合併特例債と同じことをすでにやっている。海、川、山を生かした町づくりがいい」との意見を述べられました。
日曜版が4部も!
夜は松坂市の居住支部の支部長さん、久松倫生松阪市議、中野たけし参議院三重選挙区候補、私の4人で「しんぶん赤旗」拡大に行き、日曜版が4部増えました。
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