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(03.08.26)サービス残業シンポ労組申し入れ
早朝宣伝をはじめた頃よりも温かい
今日は浜松市の日程です。定例のJR浜松駅の早朝宣伝をおこないました。今朝はこれまでより確実に反応を示していく人が増えているなと感じます。全体として早朝宣伝をはじめた頃よりも温かい反応があると感じます。
労働組合がしっかり役割を果たしている
宣伝後は、9月20日の「サービス残業問題のシンポジウム」の参加要請を各労働組合にお願いに行きました。終日かかりましたが、7ヵ所の労働組合と懇談が出来ました。 浜松タクシー労働組合では、他社では最低賃金制を割り込むような給与体系のところもあり、年間365日休みなく働く人や、1日20時間働く人もいると聞いているなど、労働組合がしっかり役割を果たしているところと、そうでないところとの違いははっきりしていることなどがだされました。
中間部門の人は残業35時間以上はカットされる
カツヤマファインテックでは、残業については現場の人は月35時間以上でも残業は認めるが、中間部門の人は35時間以上はカットされる。全部認めると会社が成り立っていかないため。タイムカードはちゃんとやっている。自主申告をおこない上司が確認をする。余分にやっていても自主申告で少な目に申告する。品質、開発、設計などの部門は残業を80時間はざらにやっている
残業に非常に偏りが
静岡大学工学部では、予算の関係上、毎月残業は何時間と決められている。大学の教員は教育公務員特例法で、学外で講演など夜遅く仕事をおこなった場合、手当が付かないため翌日は、午後からの出勤でも良いことになっている。しかし大学の独立法人化で、就業規則など、労働安全衛生法でしばられることになり、大学の実態に合わなくなる。残業をやっている人は毎日6時間、月150時間くらいやっている人など、非常に偏っている。大学の独立行政法人は、サービス残業を前提で通している。
自主申告がタイムカードより少ない分では問題にはならない
浜松社会保険病院では8時半が始業であるが、普通は20分から30分早く出勤し、通常業務を準備している。浜松の医療現場ではタイムカードを捺した後、さらに残業と言うことはない。現在はタイムカードと自主申告を照らし合わせて管理している。ただ、自主申告が少ない分では問題にはならないが、自主申告がタイムカードより多い場合はおかしいとされる。
サービス残業はだめだ
国土交通省浜松工事事務所では、一昨年くらいからサービス残業はだめだと言われるようになり、残業は17時以降については個人に任せられている。東京や名古屋では、15時間から30時間の枠がある。残業代の予算は年間5100万円くらいある。今年は4100万円くらい。タイムカードは導入せず、出勤簿に印を押すだけですませている。残業は昔は1000時間を越える人もいたが、現在は年間600時間くらい。
河合連合支部に入るとサービス残業はなくなる
河合連合支部では、河合連合支部に入るとサービス残業はなくなる。本社ではサービス残業が月40時間から60時間ある。電子楽器の開発部門はフレックスタイムで、休日出勤しても休日振替でとりあえず貯めておくとなっており、一か月分(25日分)たまった人もいる。実態調査はしていないが、部門としてきちんと残業を付けているところや、営業のように付けてない部門など大きく違う。自主申告になっているところがカベ。仕事に自信のない人ほど残業の申告しない。営業所では2人から3人でチームを組み仕事はするがサービス残業が多い。
貴重な成果
夜は居住支部の党員と「しんぶん赤旗」の拡大に行きました。4件訪問し3人と対話し、日曜版1部が増えました。貴重な成果でした。
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