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(03.07.30)前垣忠司衆議院2区候補、星野りつ子衆議院3区候補と終日行動
待機児童解消はごまかし
今日は、浜松の遠鉄助信駅の早朝宣伝をおこなってから、三重県四日市市での活動です。最初は、私と萩原前県議、前垣忠司衆議院2区候補、星野りつ子衆議院3区候補、佐野前市議らと「ひよこ保育園」に今の保育行政の実態と国に対する要望を聞きに伺いました。 民主的な保育園として、延長保育にも取り組み、四日市市の延長保育の三分の一を受け入れています。今年度から国からの補助金を700万円削減されることになり、他の公立保育園の保育士さんと比較して、半分の給与でありながら、保育内容は落とさないと、どんなに努力しても赤字経営になること。小泉首相は待機児童の問題を解決したと言うのですが、その実態は、アルバイト、パートを半分以上雇わないと経営が成り立たないこと。政府の補助金の算定根拠は勤続8年で計算しているが、保育の内容は経験を積まないといい保育はできないことなど、政府の補助金の範囲内では限りなくベビーホテルのような保育にならざるを得ない実態に置かれています。今の小泉政治を変えなければならないと意見が一致しました。
支援費制度も職員のパート化とサービスの後退
その後、知的障害者の共同作業所である、「わかたけ萩の里」を訪問し、ここもこれまでの措置制度から支援費制度に変わり、結果として、国からの補助が少ないために、職員も多くがパートで対応せざるをえず、障害者も希望する内容の作業所が少ないなどの実態が語られました。
四日市駅で市民にアピール
午後からは萩原量吉前県議、前垣忠司衆議院2区候補、星野りつ子3区候補と四日市駅など2ヵ所で街頭宣伝をおこないました。
「今のままなら、買い替えか、減車か、廃業しかない」
夕方からは、四日市商工共済協同組合(三重県認可団体)と四日市商工貯蓄組合(任意団体)が破綻し商工業者約1000人の預金が返ってこないため、裁判などでたたかっている「商工貯蓄被告の会」の会員を激励に回りました。 さらに夜からは、今年の10月からトラックのディーゼルエンジンのNOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)が、排気ガス規制にかかることになったにもかかわらず、トラックメーカーでは、NOxとPMの両方を低減する後処理装置が開発されていないために、中小・零細ユーザーは、新車への買い替えを余儀なくされ、苦境に立たされているトラック業者を訪問しました。 訪問先の社長さんは「NOxとPMに加え、速度を90キロメートルに制限するリミッターの装着により、今までのような決められた時間に荷物を降ろすことはできない。『4時間走り30分休め』という通達はできる実態にない」「ディーラーも24時間で修理するという方向なので、我々もトラックを24時間で動かしていかざるをえない」「今のままなら、買い替えか、減車か、廃業しかない」と大変な実態を語ってくださいました。排気ガス後処理装置装着、買い替え等にメーカーの負担を求める日本共産党に期待と激励が寄せられました。
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