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(03.07.20)松阪市日程
歓迎、高砂部屋
今日は三重県松阪市です。長良川河口堰を見ながら行くと、JR関西本線の蟹江駅で「歓迎高砂部屋」との横断幕がかかっていて、いかにも町全体で歓迎している感じで、思わずパチリと写真に撮りました。
午前中はJR松阪駅前での宣伝をはじめとして、市内中心街で街頭宣伝。演説後、タクシー運転手に話しかけると「あなたが言うようにボーナスからも社会保険料がたくさん差し引かれたら景気はもっと悪くなるね」と共感してくれました。
少ない年金からそんなに取らないで
午後からの地域の小集会では、お年寄りを中心に20数名が集まってくれました。そこでも「2ヶ月で32500円の国民年金から介護保険料などがたくさん差し引かれる。私の少ない年金から、そんなに取らないで欲しい」「かかった医療費を集めておけば、一年に一回払ったお金がもどってくるのか」など、生活に関わる医療、介護、年金の話しが次々と出されました。小集会の中では、私が名古屋の東海ブロックキャラバン出陣式へ、電話で連帯あいさつをおこなう一幕もあり、小集会参加者みなさんも、拍手でエールを送ってくれました。そして、「私らの暮らしを良くするために、がんばってや!」と激励してくれました。
介護保険は法違反で成り立っている?
その後、夕方の日程では、介護保険のケアマネジャーのみなさんとの懇談をおこないました。介護保険が導入されて3年が経ちましたが、国がふさわしくお金を出さないために、不足している特別養護老人ホームを建設すると保険料がアップする仕組みなど、様々な矛盾点が出されました。 特に、ケアマネジャーには、自治体が介護に関わる相談、訪問、助言をケアマネジャーに丸投げする傾向が強まる中、様々な苦情が寄せられます。例えば、介護認定の認定審査が丁寧な審査がおこなわれず、実態よりも軽く判定されたり、脳卒中で倒れたお年寄りの治療(胃に直接流動食を注入するチューブの取り付けと気管切開の手術)が、病名により決められた治療が済めば、もう治療はないということでどんどん病院から追い出されていることなど、さまざまな問題が集中します。 しかも、事業所が経営を維持していくためには、朝8時半から夜9時過ぎまで仕事をしても残業代も支払われないこと。それだけ働いても多くのケアマネジャーが20万円そこそこであること。こうした法律違反をしないと事業所が成り立っていかない介護保険の仕組みをぜひ改善してもらいたいという切実な要求が出されました。こうした問題を国会で追及する党議席の重さを痛感しました。
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